所信表明で武久会長は、今年度の診療報酬改定が全体で0.19%のプラス改定となったことについて、「サービスの質も向上させなければ、国民の信頼を得られない」と述べた。また、高齢化の進行で慢性期医療が担う役割はより大きくなるとした上で、「2012年の診療報酬と介護報酬の同時改定では、(慢性期医療への報酬充実に向けて)全力を尽くす」と強調した。
総会後、民主党の梅村聡参院議員と、今夏の参院選に民主党公認で出馬する安藤副会長が記念講演した。安藤氏は「12年度の診療報酬改定では、大幅な報酬アップを実現する必要がある」などと訴えた。
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